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コンクリートの解体費用相場と費用を安くする方法【神奈川県横浜市・川崎市・東京都の解体】

コンクリートの解体費用について調べる機会は、建物のリフォームや解体を考えているときに多いでしょう。特に、古くなった建物や駐車場、庭などのコンクリート構造物を取り壊す際には、費用が気になるポイントです。
この記事では、コンクリート造の建物や駐車場、庭・土間コンクリート、ブロック塀などの解体を検討している方に向けて、神奈川県横浜市で解体業を営む株式会社サンライズが、コンクリート解体の基礎知識とあわせて、費用相場について詳しく解説します。
コンクリート解体の全体像を把握し、適切な判断ができるようになることで、費用を抑えられることをはじめ、効率的に解体工事を進めることができるでしょう。
目次
コンクリートとアスファルトの違い

コンクリートとアスファルトは、建設や舗装においてよく使用される材料ですが、それぞれの特性や用途には大きな違いがあります。
コンクリートはセメント、水、砂、砂利を混ぜ合わせて作られ、非常に強度が高く耐久性に優れています。これは主に建物の基礎や道路、橋梁などの構造物に使用される理由です。また、コンクリートは硬化すると非常に硬くなるため、重量物を支える力が必要な場所に適しています。
コンクリート同様に道路舗装や駐車場の舗装で使われるものにアスファルトがあります。
アスファルトは、石油を精製する過程で得られるアスファルトビチューメンと、砂や砂利を混ぜて作られます。硬化して指定の強度に達する期間がコンクリートより短いことがメリットですが、強度はコンクリートには劣ります。
上述のように強度と耐久性が求められるものには、コンクリートが使用されています。ただし、その強度のため、コンクリートの解体は単純な作業ではありません。
また、解体する構造物の種類や状態、周囲の環境によって費用が大きく異なります。
例えば、鉄筋コンクリート造の建物の解体と、庭のコンクリートを取り壊す場合では、必要な機械や労力が異なるため、費用にも大きな違いが出てきます。
コンクリートの解体作業には廃材の処分や特殊な機械の使用など、様々な要素が関与しているため、一般的な相場を理解しておくことが重要です。
コンクリート解体の費用相場
コンクリート解体の費用は、解体する構造物の種類や規模、地域によって異なりますが、ここでは、一般的な解体費用の相場について紹介します。
鉄筋コンクリート造の建物の解体費用相場

鉄筋コンクリート造の建物は、その強度と耐久性から解体が最も難しく、費用も高額になることが多くあります。
解体費用は、建物の階数や面積、立地条件などによって大きく変動します。例として、3階建てと4階建ての場合の費用相場について具体的に見ていきましょう。
鉄筋コンクリート造 3階建ての解体費用相場
鉄筋コンクリート造の3階建て建物を解体する場合、解体費用は一般的に坪単価と延べ床面積によって算出されます。
鉄筋コンクリート造の3階建て建物の解体費用は、坪単価でおおよそ3万円から5万円が相場です。延べ床面積が広いほど、解体費用も増加します。
例えば、延べ床面積が100坪(約330平方メートル)の建物を解体する場合、総費用は300万円から500万円程度となります。
鉄筋コンクリート造 4階建ての解体費用相場
鉄筋コンクリート造 4階建ての建物はその規模と重量から解体に必要な労力が増し、使用する機械もより大型で高性能なものが求められるため、費用が高くなる傾向があります。
鉄筋コンクリート造の4階建て建物の解体費用相場は、坪単価でおおよそ4万円から6万円。例えば、延べ床面積が150坪(約495平方メートル)の建物を解体する場合、総費用は600万円から900万円程度となります。
鉄筋コンクリート造 3階建て・4階建ての費用には、解体作業に必要な機械の使用料や廃材の処分費用が含まれている場合が多いですが、解体業者によっても異なりますので、見積もりの際に確認しておくのがよいでしょう。
駐車場の解体費用相場

一般的に、駐車場はアスファルトで舗装されていることが多いですが、コンクリートで舗装された駐車場の解体費用は1平方メートルあたり約8,000円から12,000円が相場です。
例えば、100平方メートルのコンクリート駐車場を解体する場合、費用は80万円から120万円程度となります。
アスファルト舗装の駐車場を解体する場合、費用は1平方メートルあたり約3,000円から5,000円が相場になりますが、強度が高く、解体により多くの労力と特殊な機械が必要となるコンクリート舗装の解体には倍以上の費用がかかります。
地下駐車場の解体はさらに高額になります。地下駐車場は地上の構造物に比べて解体が難しく、排水対策や土壌の安定化が必要です。
地下1階の駐車場を解体する場合、費用は1平方メートルあたり約15,000円から20,000円が相場で、100平方メートルで150万円から200万円程度となります。
なお、地下駐車場の解体は周囲の構造物への影響を考慮しなければならず、特別な許可や追加の安全対策が必要な場合もあります。
庭・土間コンクリートの解体費用相場

庭や土間コンクリートの解体費用は、コンクリートの厚さや広さ、作業環境などによって異なりますが、一般的には、1平方メートルあたり約7,000円から10,000円が相場です。
例えば、50平方メートルの庭のコンクリートを解体する場合、総額で35万円から50万円程度となります。
庭や土間コンクリートの解体では、厚さが重要な要素となります。厚さが10センチメートルを超える場合、解体作業が難しくなり、費用が増加します。
さらに、庭や土間が傾斜地にある場合や、周囲に障害物が多い場合も、作業が難しくなるため、追加の費用が発生する可能性があります。
また、庭のコンクリートを解体する場合、植物や植栽の影響も考慮しなければなりません。植栽が多い庭では、植物を避けながら作業する必要があり、これが解体費用に影響を与えることがあります。
また、解体後に新たに庭を整備する計画がある場合、その準備費用も考慮に入れる必要があります。
ブロック塀の解体費用相場

ブロック塀の解体費用は、塀の高さや長さ、使用されている材料、設置場所の条件によって異なります。
一般的に、ブロック塀の解体費用相場は1メートルあたり約5,000円から10,000円。20メートルのブロック塀を解体する場合、総額で10万円から20万円程度となります。
ブロック塀の高さが高い場合、解体作業がより複雑になり、費用が増加します。特に、2メートル以上の高さのブロック塀は、安全対策が必要となり、そのための費用も考慮しなければなりません。
また、ブロック塀の基礎部分が深く埋まっている場合、基礎部分の解体も費用に含まれるため、総費用が増加します。
なお、単純なコンクリートブロックのみで作られた塀は解体が比較的容易ですが、鉄筋で補強されたブロック塀は解体が難しく、特別な機械や技術が必要となるため、費用が高くなります。
コンクリートの解体費用が高くなる理由

コンクリートの解体費用が高くなる理由には、いくつかの要因があります。予算を正確に見積もるためにこれらの要因も覚えておきましょう。
解体に特殊な重機や専門技術が必要
鉄筋コンクリート造の建物や大規模なコンクリート構造物を解体する場合、通常の解体機械では対応できないことが多く、専用の重機が使用されます。
例えば、コンクリートカッターやクラッシャーといった特殊な機械を使用することで、コンクリートを効率的に解体します。
しかし、これらの機械を操作するための資格を持つ作業員の確保が必要となり、通常の解体作業よりも人件費が高くなる傾向があります。
廃材の処分費用が高い
コンクリートの解体費用の中でも大きな割合を占めるのが、廃材の処分費用です。
コンクリートは非常に重く、解体後の廃材も大量に出るため、その処分には高額な費用がかかります。特に、コンクリートに鉄筋が含まれている場合、鉄筋を分離する作業が追加されるため、処分費用がさらに増加します。
また、廃材の量や種類によっても処分費用は変動します。例えば、コンクリート廃材の中に異物が混入している場合、その分別作業が必要となり、費用が増加します。
さらに、廃材の処分には環境規制が関与しており、適切な処分方法を守らなければならないため、そのためのコストも考慮しなければなりません。
リサイクルが可能な場合は、リサイクル費用も発生しますが、リサイクルによってコストが削減できる場合もあります。
アスベスト(石綿)が使用されているケースが多い
アスベスト(石綿)は過去に多くの建物で使用されていた素材であり、その健康被害が問題視されています。
特に、古い建物の解体ではアスベストが使用されている可能性が高く、その除去には専門的な技術と高額な費用が必要です。
アスベスト除去作業は、石綿作業主任者の資格保有者が在籍する解体業者しか対応できません。株式会社サンライズは全スタッフが資格を保有しておりますので、安心してお任せください。
また、アスベスト除去後の廃材処分も特別な処理が必要であり、その処分費用も高額です。アスベストを含む廃材は専用の処分場に運搬され、適切に処理される必要があります。
これらの追加作業と費用が、コンクリートの解体費用を大きく押し上げる要因となっています。
コンクリート解体費用を安くするなら解体業者への直接委託がおすすめ

コンクリート解体費用を抑えるためには、解体業者への直接委託が効果的です。直接委託することで、中間業者や仲介業者を通さないため、費用が削減される可能性が高くなります。
以下に、解体業者への直接委託がなぜ費用を抑えるのに効果的なのか、その理由を詳しく説明します。
中間マージンが削減できる
まず、解体業者への直接委託は、中間マージンを削減できるという点が大きな利点です。解体工事を依頼する際、多くの人は仲介業者を通じて見積もりを依頼しますが、仲介業者はそのサービスの対価として手数料を取ります。
これにより、最終的な費用が高くなってしまうことが多いです。直接委託することで、この中間マージンを省略できるため、費用を削減することができます。
コミュニケーションの円滑化によって無駄な作業が発生しない
次に、直接委託することで、解体業者とのコミュニケーションが円滑になり、無駄な作業や追加費用を防ぐことができます。
仲介業者を通すと、情報の伝達が間接的になり、誤解やミスが生じる可能性があります。直接解体業者とやり取りすることで、詳細な要求や条件を正確に伝えることができ、効率的に作業を進めることが可能です。
また、作業中に生じた問題に対しても迅速に対応できるため、工事の進行がスムーズになります。
解体業者選定の柔軟性が増す
さらに、直接委託することで、解体業者の選定において柔軟性が増します。仲介業者を通じた場合、仲介業者が提携している解体業者に限られることが多く、自分に最適な業者を選ぶことが難しくなることがあります。
一方で、直接委託する場合、自分自身で複数の解体業者から見積もりを取り、比較検討することができます。
これにより、価格だけでなく、サービス内容や実績、信頼性も含めて総合的に判断し、最適な解体業者を選ぶことができます。
コンクリート解体は神奈川県横浜市の解体屋 サンライズへご相談ください

鉄筋コンクリート造の建物の取り壊しや、リフォームのために、駐車場、庭・土間、ブロック塀などコンクリートの解体を検討している方に向けて、コンクリート解体の基礎知識と費用相場について解説しました。
コンクリート解体は、単に構造物を撤去するだけでなく、環境への配慮や安全性の確保も求められます。また、騒音や粉塵対策をはじめ、近隣にお住まいの方に対してご挨拶とあわせて丁寧な説明を行うことも解体業者の重要な役割です。
株式会社サンライズは「クレームゼロの解体工事」をモットーに、お客様に寄り添った解体工事をご提供しております。
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