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60坪の解体工事費用|アパート・ビル別の相場と東京神奈川の実例

こんにちは。東京都23区で解体工事を承っております、株式会社サンライズのブログ担当です。

「60坪のアパートの解体費用、ネットで調べると数字がバラバラで何を信じればいいかわからない」——このご相談、本当によくいただきます。

その理由は明確です。解体費用は構造・階数・立地・アスベストの有無によって大きく変わるため、「60坪=○○万円」とは一概に言えないのです。ただ、工事をしている側から見ると、費用が高くなるパターンははっきり決まっています。

この記事では、東京・神奈川で累計2,835件以上の解体工事を手がけてきたサンライズが、60坪のアパート・ビル解体にかかる費用の実態を、内訳の比率・階数による違い・エリア別の傾向を含めて解説します。仲介サイトでは書けない、施工者目線の情報をお届けします。


費用目安:60坪のアパート・ビル解体費用の目安

細かい説明の前に、費用の目安を先にお伝えします。

構造別・坪数別の費用目安(延べ床面積60坪)

構造坪単価の目安(東京・神奈川)60坪の本体工事費目安
木造(W造)4万〜6万円/坪240万〜360万円
軽量鉄骨造(S造)5万〜7万円/坪300万〜420万円
重量鉄骨造(H鋼・角形鋼管)6万〜9万円/坪360万〜540万円
RC造(鉄筋コンクリート)7万〜10万円/坪420万〜600万円

※本体工事費のみの目安です。アスベスト除去・地中埋設物撤去・整地・仮設工事費などは別途加算されます。

この金額はあくまで本体工事費の目安です。実際の総額は後述する「費用内訳の比率」と「加算要因」を理解したうえで判断する必要があります。


「本体工事費」は総額の3〜4割に過ぎない

ここが最も重要なポイントです。多くの方が「解体費用=建物を壊す費用」と思っていますが、実際の内訳はこうなっています。

費用項目総額に占める割合の目安
本体工事費(建物解体・人件費・重機)約30〜40%
廃材処分費(産業廃棄物の分別・運搬・処分)約30〜40%
仮設工事費(足場・防音シート・養生)約10〜20%
整地費用約5〜10%
諸経費(届出・手続き・事務管理)約5〜10%

つまり、「坪単価×60坪」で出た数字はスタートラインに過ぎません。60坪の木造アパートなら本体工事費240万円に対して、廃材処分・仮設・整地・諸経費が加わり、総額では350万〜500万円前後になるケースが多いのが実態です。

特に廃材処分費は構造によって大きく変わります。

RC造はコンクリートガラの重量・量が多く、木造の1.5〜2倍の処分費がかかることもあります。見積書を確認する際は、必ず項目別の内訳が明示されているかを確認してください。


階数と敷地面積の違いで費用が変わる仕組み

アパートやビルの場合、「60坪」の意味が2通りあるため注意が必要です。

パターンA:延べ床面積60坪(1階30坪+2階30坪の2階建て) → 基礎は30坪分、屋根も30坪分の作業で済む。費用は抑えられる。

パターンB:延べ床面積60坪(1階60坪の平屋) → 基礎60坪、屋根60坪の作業が必要。2階建てと比べて費用が高くなる。

解体費用の計算は「延べ床面積×坪単価」が基本です。同じ延べ床面積なら、階数が多いほど基礎・屋根の作業面積が減るため、坪単価ベースでは割安になります。ただし3階建て以上になると足場の規模が増し、養生・安全対策の費用が上がるため、必ずしも安くなるわけではありません。

実際に見積書を受け取ったら、「何坪で計算しているか」「それは延べ床面積か敷地面積か」を必ず確認してください。


東京・神奈川エリア別の費用傾向

全国一律の相場情報と、東京・神奈川の実態は異なります。サンライズが手がけた案件から見えるエリア別の特徴をお伝えします。

都心部(渋谷区・港区・新宿区・品川区など)

隣接ビルとの距離が非常に近く、飛散防止のための特殊養生が必要になるケースが多いエリアです。道路使用許可の取得・交通誘導員の配置が必要になる場合もあり、仮設工事費が郊外の1.2〜1.5倍になることがあります。廃材搬出のために夜間作業が発生するケースもあります。

住宅密集地(中野区・杉並区・世田谷区・目黒区など)

前面道路が4m未満の狭あい道路に面した物件が多いエリアです。大型重機が入れない場合は小型重機・手壊し解体を組み合わせるため、人件費が上がります。サンライズでは世田谷サテライト(目黒区祐天寺)を拠点に、このエリアの案件に素早く対応しています。

横浜市・川崎市

横浜市・川崎市は東京都心部に比べて坪単価がやや抑えられる傾向がありますが、丘陵地形が多い横浜市では重機の搬入経路の確認が特に重要です。川崎市では不燃化重点対策地区内の物件で補助金が活用できるケースがあります。サンライズは横浜市都筑区に本社・川崎市宮前区に溝の口サテライトを構えており、現場への迅速な対応が可能です。


「施工業者と仲介業者」で費用は変わる?

解体工事会社には、工事を直接行う「施工業者」と、施工業者への橋渡しをする「仲介業者」の2種類があります。見積りを依頼する前に、どちらに問い合わせているかを確認しておくことが重要です。

サンライズは実際に工事を行う施工業者であり、自社で重機を保有しています。これが費用に与えるメリットは2点あります。

① 重機回送費を抑えられる 

外部業者から重機をレンタルする場合、回送費が1回あたり数万円かかることがあります。自社保有であれば、この費用を最小限に抑えられます。

② 工期の読みが正確になる 

重機の手配スケジュールに左右されず、工事開始日・完了日の見通しが立てやすくなります。60坪規模の工事では工期が3〜6週間程度になることが多く、工期のズレは仮設工事費の増加に直結します。

また、サンライズは産業廃棄物収集運搬業の許可を神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県の4都県で取得しています。解体で出た廃材を自社で適正に運搬・処理できるため、処分費の中間マージンが発生しません。


費用が跳ね上がる4つの加算要因

① アスベスト(石綿)含有建材

2006年以前に建てられたアパート・ビルはアスベスト含有建材が使われている可能性があります。解体前のアスベスト事前調査は法律で義務づけられており、含有が確認された場合はレベルに応じた除去工事が必要です。

  • レベル3(屋根材・床材など):数万〜数十万円
  • レベル2(成形板・断熱材など):数十万〜100万円台
  • レベル1(吹付け材):100万円〜数百万円

サンライズでは在籍スタッフが「一級建築物石綿含有建材調査者」および「石綿作業主任者」の資格を保有しており、アスベストの事前調査から除去工事まで一社で対応できます。詳しくはアスベストについてをご確認ください。

② 地中埋設物

解体後に浄化槽・旧基礎・コンクリートガラ・杭などが地中から発見された場合、撤去費用が追加されます。昭和期に建てられた物件では図面が残っていないケースも多く、事前の現地調査で確認しきれないこともあります。発見された場合は必ず施主への報告・協議のうえで対応する業者を選んでください。

③ 残置物・家財

入居者が退去した後の残置物(家具・家電・ゴミなど)が残っている場合は別途撤去費用が発生します。事前に施主側で処分できるものは処分しておくと、費用を抑えられます。

④ 立地・道路条件

前面道路の幅が4m未満、隣接建物との距離が近い、重機の搬入経路が複雑な場合は、手壊し解体の割合が増えて人件費が上がります。見積段階での現地調査が特に重要です。


解体後に固定資産税が上がる点に注意

アパート・ビルを解体して更地にすると、固定資産税の「住宅用地特例」が外れ、税額が上がります。住宅が建っている土地は固定資産税が最大1/6に軽減されていますが、更地にすると軽減措置がなくなるためです。

売却・建て替え・土地活用のスケジュールに合わせて解体のタイミングを決めることが重要です。「とりあえず先に解体」だと、売却完了まで高い固定資産税を払い続けることになります。解体のタイミングについても、お見積りの際にサンライズへご相談いただけます。


60坪アパート・ビルで使える補助金(2026年版)

エリア主な制度上限額主な条件
世田谷区老朽建築物除却助成27,000円/㎡木造・軽量鉄骨のみ・令和12年度まで
目黒区不燃化特区内除却助成最大130万円木造・軽量鉄骨のみ・令和12年度まで
渋谷区老朽建築物除却等助成要確認2026年4月新制度移行中・申請前に区へ確認必須
横浜市建築物不燃化推進事業補助150万円重点対策地域内・RC造は耐用年数超過で対象の可能性あり
川崎市住宅等不燃化推進事業100万円不燃化重点対策地区内・2026年4月改正で法人は対象外
各エリア共通ブロック塀撤去助成20〜30万円全域対象

補助金の詳細は年度によって変わります。各自治体の公式サイトで最新情報を必ず確認してください。サンライズでは補助金・助成金の申請作業を無料で代行しております。各エリアの詳細は東京23区・神奈川の解体工事補助金・助成金まとめ2026年版もご参照ください。


【サンライズの施工実績(60坪台)】 

・神奈川県横浜市港北区/鉄骨3階建/62坪/工期18日間

・神奈川県藤沢市/木造2階建/66坪/工期30日間  その他 施工事例の詳細はこちら


60坪アパート・ビル解体工事の流れ

1、現地調査・お見積り 

建物構造・立地・付帯物・道路条件を確認。概算ではなく現地ベースの見積りをご提示します。

2、アスベスト事前調査 

法律上の義務。建材サンプルを採取・分析し、含有の有無・レベルを確認します。

3、各種届出・近隣挨拶 

建設リサイクル法の事前申請・道路使用許可取得・特定粉じん排出等作業実施届出などを行います。工事開始前に周辺住民への挨拶回りを徹底します。

4、仮設工事 

足場・防音シート・養生シートを設置。近隣への騒音・粉塵・飛散を最小限に抑えます。

5、内装解体・アスベスト除去 

建物内部から解体を進め、アスベストが確認された場合は専門的な除去作業を行います。

7、本体解体 

重機を使って建物本体を解体。廃材を分別しながら自社車両で運搬・処理します。

8、整地・完了確認 

廃材搬出後に土地を整地し、工事完了をご確認いただきます。建物滅失登記のサポートも行います。


悪徳業者に引っかかる前に確認すべき3点

60坪以上の大型物件になると、追加費用リスクも大きくなります。見積書を受け取ったら、以下の3点を必ず確認してください。

① 産業廃棄物収集運搬業の許可証を持っているか 

許可なく廃材を運搬する「不法投棄業者」に依頼すると、施主も責任を問われる可能性があります。許可番号の提示を求めてください。

② 見積書に項目別の内訳があるか 

「解体一式○○万円」と一行しか書いていない見積りは要注意です。後から追加費用を請求される典型的なパターンです。

③ アスベスト事前調査の費用・対応が明示されているか 

「アスベストは工事が始まってからわかる」という説明は正しくありません。法律上、解体前に調査義務があります。調査費用と対応方針が見積段階で説明されない業者は避けましょう。

詳しい業者選びのポイントは解体業者の選び方|大型物件で失敗しないチェックリストもあわせてご覧ください。


よくある質問(FAQ)

Q1. 60坪の木造アパートを解体したいのですが、まず何から始めればいいですか?

まずは現地調査のご依頼からです。電話・LINE・フォームのいずれかでご連絡いただければ、サンライズのスタッフが現地を確認し、構造・立地・付帯物をふまえた見積りをご提示します。アスベスト調査が必要かどうかもあわせて確認します。「まだ検討段階」でもお気軽にご相談ください。

Q2. 入居者がいるアパートでも解体の相談はできますか?

はい、相談は可能です。ただし解体工事の実施は入居者の退去完了後が前提です。立ち退き交渉は不動産会社や弁護士との連携が必要になるため、サンライズでは解体費用の見積りとスケジュール感をお伝えし、退去完了後に工事に入る形でご対応しています。

Q3. 相見積もりをとりたいのですが、サンライズに依頼するメリットはどこにありますか?

サンライズは仲介業者ではなく、実際に工事を行う施工業者です。見積り金額に中間マージンが乗らないこと、自社重機・自社車両での廃材処理で費用が透明であること、東京・神奈川の3拠点(横浜本社・川崎・世田谷)から現場に近い体制で対応できることが主な違いです。創業18年・累計2,835件以上の施工実績をもとに、適正価格でご提案します。


まずは無料でサンライズにご相談ください

「自分の60坪のアパートだと実際いくらかかる?」「何から手をつければいいかわからない」

神奈川県横浜市や川崎市、都内で解体工事を検討されている方は是非、弊社サンライズにご相談ください。弊社は全社員が近隣への丁寧なご挨拶や安心・安全を第一とした施工管理を徹底しており、「クレームのない解体業者」としてご評価をいただいております。

神奈川県横浜市と川崎市・東京都を中心に累計2,835件以上の家屋解体・解体工事の実績があります。周辺住民の方々にも気配りを忘れません。

一生に1回するかどうかの解体工事について、お悩みやご不安を抱えられている方々もいらっしゃるかと思います。株式会社サンライズはお客様に寄り添い、全力でサポートさせていただきます。

なお、ご依頼いただいた解体工事で利用できる補助金・助成金の申請作業を無料で代行しております。「申請方法がわからない」「自分で手続きするのが不安」という方も、お見積りとあわせてお気軽にご相談ください。

フリーダイヤル(0120-330-270)ご相談・お見積りフォーム、またはLINEからお気軽にご相談ください。

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