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地鎮祭とは?費用相場や流れを徹底解説

こんにちは。神奈川県横浜市で解体業をしております、株式会社サンライズのブログ担当です。

地鎮祭という言葉はみなさんもきいたことがあるかと思います。しかしながら、いざ家を建てるときなどに地鎮祭を行うとなると、その行事の意味や流れ、どのぐらい費用がかかるのか分からないことも多いでしょう。

この記事では、地鎮祭の意味や役割から、具体的な費用相場、準備の流れ、マナーまで詳しく解説していきます。家づくりを始める方はもちろん、すでに計画中の方にも参考になる情報をお届けしますので、ぜひ最後までお読みください。

■この記事の対象はこんな方
新築で家を建てることを検討している方
家の建て替えを検討している方
解体工事を検討している方

■この記事を読むことで分かること
地鎮祭の意味や役割
地鎮祭の費用相場
地鎮祭の流れやマナー

地鎮祭とは?

まず、地鎮祭の基本的な概念について理解していきましょう。 地鎮祭は、新しい建物を建てる前に行う重要なイベントです。

地鎮祭の意味と役割

地鎮祭は新しい家を建てる際に、その土地の神様に挨拶し、工事の安全と家の利益を祈願する儀式です。昔から日本人は、土地には神様が宿っていると考えてきました。

土地を使わせてもらうことへの感謝の気持ちを表すとともに、これから始まる工事の無事と完了した後の家族の幸せを祈ります。地鎮祭を行うことで、施主さんやその家族、工事関係者の方々の心が一つになるのです。

また、近隣の方々にも工事の開始をお知らせするという役割もあります。このように、地鎮祭は家づくりの第一歩として大切な意味を持っているのです。

神主の役割と重要性

地鎮祭では、神主が重要な役割を担っています。神主は、神様と人間をつなぐ役割を担っていますので、地鎮祭全体を取り仕切る役割です。

具体的には、祝詞(のりと)を奏上し、玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行い、神様に祈りを捧げます。神主の存在により、参加者全員が神聖な雰囲気の中で祈りを捧げることができるのです。

また、神主は地域の神社から派遣されることが多く、その土地の歴史や特性をよく理解しているため、より適切な祈祷を行うことができます。

安全祈願の儀式としての地鎮祭

地鎮祭は、工事の安全を祈る意味も持っています。建築工事には常に危険が伴うため、工事に関わる全ての人の安全を祈ることは非常に重要です。

参加者が一堂に会し、安全への意識を高めることができるのです。また、地鎮祭では、その土地の地神(じがみ)さまに対して工事の許可を得る意味合いもあります。

これにより、精神的な安心感を得ることができ、工事に携わる人々の士気を高める効果も期待できます。このように、地鎮祭は安全祈願の場としても機能しているのです。

地鎮祭の費用相場とは

地鎮祭にかかる費用は、多くの方が気になるポイントでしょう。ここでは、具体的な費用的な料金について詳しく見ていきましょう。

初穂料や玉串料の目安

地鎮祭の費用の中で、必ず必要な項目となるのが初穂料(はつほりょう)もしくは玉串料(たまぐしりょう)です。この費用は神主さんへのお礼であり、神主に支払います。

一般的に2万円から5万円程度が相場でしょう。しかし、これは地域や神社の格によって変わってきますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

地鎮祭にかかるお祝いの相場

地鎮祭には、地鎮祭そのものの費用以外にも費用がかかる場合があります。例えば、工事関係者や近隣住民の方への手土産や、直会(なおらい)と呼ばれる食事会の費用などが含まれます。

手土産は、工事関係者や近隣の方へのお礼の意味を込めてご用意します。地域の特産品や和菓子などが適していますが、1,000円から3,000円程度のものを選ぶのが一般的でしょう。

直接会の費用は、参加人数や会場によって大きく変わりますが、一人当たり3,000円5,000円程度を目安にすると良いでのではないでしょうか。また、お供え物を用意する場合もあり、その際にはその費用もかかることを認識しておくと良いでしょう。

これらの費用を合計すると、地鎮祭全体の費用相場は、およそ3万円から多くて10万円程度となります。こちらは、あくまで参考になりますので、解体業者などに相談しながら無理のない範囲で準備しておくと良いでしょう。

地鎮祭の準備と流れ

地鎮祭を滞りなく執り行うためには、正しい準備が必要です。ここでは、地鎮祭の準備から当日の流れまでを詳しく説明していきます。

事前準備と必要な物品

地鎮祭の準備は、通常1ヶ月前から始めます。まずは神社に依頼し、日程を決めます。

日取りは、大安や友引などの縁起の良い日を選ぶことが多いです。 その後、参加者へのご案内を行います。

必要な物品としては、幣殿(へいでん)と呼ばれる祭壇、神饌(しんせん)といわれるお供え物、玉串などがあります。これらは通常、神社側で用意してくれますが、事前に確認してください。

また、参加者用の椅子や雨天時対策としてテントなども必要になるかもしれません。天候や参加者、どのぐらいの規模感で行うかも入念に確認しておくと良いでしょう。

当日の流れと進行

地鎮祭当日は、通常以下のような流れで進行します。

  1. 参加者の集合:儀式開始の30分前には集合します。
  2. 祭壇の設置:神主の指示に従って祭壇を設置します。
  3. 修祓(シュバツ):参加者全員の身を清める会見です。
  4. 神降ろし:神様を祭壇にお迎えします。
  5. 祝詞奏上:神主さんが祝詞を奏上します。
  6. 玉串奉納:参加者が順番に玉串を奉納します。
  7. 直会:総会後の軽い食事会です。

全体の希望時間は、通常1時間から1時間半程度です。天候や参加人数によっては多少前後する場合がございます。

専門業者との調整

地鎮祭の準備には、家の建築に携わる工務店などの専門業者との綿密な打ち合わせが必要です。 通常、祭壇の設置や撤去、会場設営などは専門業者が担当します。

施主は神社との連絡や参加者の取りまとめ、当日の進行確認などを行う役割です。

地鎮祭におけるマナー

地鎮祭は厳粛な儀式ですので、正しい服装とマナーを守ることが必要です。ここでは、参加者の大切な服装選びのポイントや、地鎮祭での基本的なマナーについて詳しく解説します。

地鎮祭における服装

地鎮祭の服装は、基本的にフォーマルなものを選びます。男性の場合は、ダークスーツに白いワイシャツ、地味な色のネクタイが無難でしょう。

女性の場合は、地味な色のスーツや、ワンピース、もしくは和装が適してます。派手な色や柄は避け、落ち着いた印象の服装を心がけましょう。

靴は、男女ともに黒や濃紺の革靴が適しています。 とりあえず、工事現場での催しとなるためヒールの高すぎる靴は避けたほうが良いでしょう。

また、雨天の可能性も考慮し、足元が濡れても大丈夫な靴を選ぶことをおすすめします。アクセサリーは控えめにし、腕時計以外はあまり身につけないようにしましょう。

地鎮祭における挨拶の重要性

地鎮祭では、参加者同士のご挨拶が非常に重要です。特に、施主は工事関係者、近隣の方々や参加者に対して、丁寧な挨拶を心がけましょう。

また、儀式の前後には神主さんへの挨拶も忘れないようにしてください。

地鎮祭での基本的なマナー

地鎮祭に参加する際は、以下のようなマナーに気をつけましょう。

  1. 時間厳守:儀式開始の30分前には会場に到着しましょう。
  2. 静粛に:儀式中は私語を慎み、厳かな雰囲気に配慮しましょう。
  3. 玉串の作法:玉串を奉納する際は、神主の指示に従いましょう。 基本的には玉串を両手で持ち、一礼してから奉納します。
  4. 写真:撮影会見中の写真撮影は控えめにし、必要な場合は事前に神主の許可を得ましょう。
  5. 飲食:儀式中の飲食は控えましょう。直会の際に、お酒や食事を楽しむことができます。

これらのマナーを守ることで、地鎮祭を意義深いものにすることができます。参加者全員が心を一つにして、新しい家の建築の歩みを祝福することが大切です。

地鎮祭の参加者とその役割

地鎮祭には、様々な立場の人々が参加します。ここでは、主な参加者とその役割について詳しく説明していきます。

それぞれの立場を理解することで、スムーズな交渉の進みにつながります。

施主と家族の役割

地鎮祭の中心となるのは、もちろん実施主とその家族です。

  1. 参加者への挨拶:儀式の開始前と終了後に、参加者全員に対してご挨拶を申し上げます。
  2. 玉串奉納:神主の指示に従い、最初に玉串を奉納します。
  3. 工事の安全祈願:儀式中、工事の安全を心から祈ります。
  4. 直会のホスト役:会議後の直会では、ホスト役として参加者をもてなします。

家族の方々も、新しい家への思いを込めて祈りを捧げます。

工務店や業者の参加について

地鎮祭には、工事を担当する工務店や専門業者の方々も参加します。

  1. 会場設営:祭壇の設置や椅子の配置など、会場の準備を行います。
  2. 儀式の補助:神主の指示、儀式の進行をサポートします。
  3. 安全祈願:工事の安全を祈願し、責任ある仕事を誓います。
  4. 施主との関係構築:丁寧に、施主との関係を築きます。

工務店の代表は、通常実施主の次に玉串を奉納します。これは、工事の安全と成功を祈る重要な役割だからです。

また、工務店は地鎮祭の段取りや進行についてアドバイスをくれることも多いので、困ったことがあれば相談すると良いでしょう。

近隣住民との関係構築

地鎮祭は、近隣住民の方との良好な関係を築く絶好の機会です。工事中や入居後のご近所付き合いを考えると、この機会を大切にすると良いでしょう

  1. 儀式への参加:招待された場合、儀式に参加し新居の建築を祝福します。
  2. 地域への歓迎:新しい住民を受け入れる気持ちで参加します。
  3. 工事への理解と協力: 今後の工事に対する説明と理解の機会とします。

近隣住民の方々を地鎮祭に招待する際は、工事による騒音や交通の騒音などへの呼びかけを求める良い機会になります。もし可能であれば、近隣の方を招待しても良いのではないでしょうか。

地鎮祭の神社選び

地鎮祭を行うにあたって、どの神社に依頼するかは重要です。ここでは、神社の役割と選び方、依頼方法、そして地域の神社の特色について詳しく見ていきましょう。

神社の役割と選び方

地鎮祭における神社の主な役割は、神主を派遣し儀式を執り行うことです。神社を選ぶ際の主なポイントは以下の通りです。

  1. 距離:建築予定地から近い神社を選ぶことが一般的です。
  2. 由緒:歴史ある神社や、地域にあった神社を選ぶ人も多いです。
  3. 評判:地域の人々からの評判やレビューも参考になります。
  4. 対応力:地鎮祭の経験が豊富な神社を選ぶと安心です。

また、土地の守り神である氏神様がいる場合は、その神社を選ぶことが多いです。

神社への依頼方法

神社への依頼は、通常以下の手順で行います。

  1. 電話やメールで問い合わせる:地鎮祭の依頼が可能か、日程の空きがあるかを確認します。
  2. 神社を訪問する: 可能であれば直接訪問し、詳細を相談します。
  3. 日程を決める:神社側と相談の上、縁起の良い日を選びます。
  4. 必要事項を伝える:建築予定地の住所、実施者の氏名、参加人数などを伝えます。
  5. 費用の確認:初穂料や玉串料の相場を確認します。

依頼の際は、誠意を持って丁寧に対応することが大切です。神社によっては、事前に参拝することを推奨する場合もあります。

地域の神社の特色

日本各地には、それぞれ特色ある神社があります。例えば、東京の明治神宮は、都会の中にありながら豊かな森に囲まれた荘厳な雰囲気が特徴です。

商売繁盛の神様として有名で、ビジネスの成功を願う人々に人気がある神社です。地方都市や郊外では、その土地の歴史や文化に深く浸透した神社が多く存在します。

例として、農業が盛んな地域では豊作を祈願する神社が、漁港がある地域では海の安全を祈る神社が多く見られます。このような地域の特色ある神社に地鎮祭を依頼することで、その土地歴史や文化を尊重し、新しい家がその地域に溶けていくという意味合いも生まれてきます。

神社選びは、これから暮らす地域とのつながりを考える機会にもなります。工務店や業者、地元の住民にアドバイスを求めるのも良いでしょう。神社を選ぶことで、より意義深い地鎮祭を行うことができるはずです。

地鎮祭でのお供え物とその意味

地鎮祭では、様々なお供え物が用意されています。これらのお供え物には、それぞれ深い意味が込められています。

ここでは、地鎮祭に必要な供え物とその意味、特に重要な神酒の意味、そしてお礼や謝礼の用意について詳しく解説していきます。

地鎮祭に必要な供え物

地鎮祭で用意される主な供え物は以下の通りです。

  1. 塩:浄化の象徴で、邪気を止める役割があります。
  2. 米:豊穣と繁栄を象徴します。
  3. 水:生命の源を表します。
  4. お神酒(みき):神様へのお供えとなります。
  5. 野菜や果物:自然の恵みへの感謝を表します。
  6. 魚:海の幸への感謝を表します。
  7. 幣帛(へいはく):神様へのお供えを包む白い布です。

これらのお供え物は、神社側が用意するケースもありますが、念のため確認しておきましょう。

地鎮祭での神酒の意味

お神酒は、地鎮祭に関して特に重要なお供え物です。お神酒には以下のような意味があります。

  1. 神さまとのコミュニケーション:お神酒には神さまと人間が交流するという意味があります。
  2. 清めの象徴:アルコールには殺菌作用があることから、場を清める意味があります。
  3. 生命力の象徴:発酵という過程を通して作られたお酒は、生命力の象徴とされています。
  4. 豊穣の願い:お米から作られる日本酒は、豊かな実りへの願いが込められています。

地鎮祭では、お神酒を神さまにお供えした後、参加者全員で少しずつ飲むことが一般的です。これは、神様と同じものを口にすることで、神様の力を分けてもらうという意味があります。

地鎮祭の後に行うべきこと

地鎮祭が終わったら、家づくりがいよいよ本格的に始まります。 ただし、儀式が終わったからといってすぐに工事に取りかかるわけではありません。

ここでは、地鎮祭後に行うべきことについて、直会の実施とその内容、工事の開始時期とタイミング、そして関係者への挨拶について詳しく解説していきます。

直会の実施とその内容

直会(なおらい)は、神様をお送りした後に行われる、参加者全員での会食のことです。目的と内容は以下の通りです。

  1. 参加者への感謝:地鎮祭に参加してくださった方々への感謝を表します。
  2. 関係者との交流:工事関係者や近隣住民との親睦を深める会合になります。
  3. 家づくりへの思いの共有:施主の家づくりへの思いを関係者の方々に共有します。

直会は施主の家づくりへの思いを参加者と共有する良い機会となります。

直接会の内容は、軽食程度のものから本格的な食事会まで、規模は様々です。一般的には以下のようなメニューが選ばれることが多いです。

・おにぎりや巻き寿司などの軽食

・日本酒や焼酎、ドリンクソフト

・お茶菓子や和菓子

直接会の場所は、工事現場近くの飲食店を借りる場合もありますが、工事現場で簡易的なテントを設置して行うこともあります。直会の進行は通常、以下のような流れになります。

開会の挨拶:施主が挨拶し、参加者への感謝を申し上げます。

乾杯:工務店の代表などが音頭を取ります。

歓談:参加者同士で交流を行います。

締めの挨拶:改めて施主からのご挨拶、今後のご協力をお願い致します。

この機会を活用して、工事関係者や近隣住民との良好な関係づくりに努めましょう。

地鎮祭後の関係者への挨拶

地鎮祭が終了した後、関係者への挨拶を行うことは大切です。これは、儀式への参加のお礼と、今後の協力関係の構築を目的としています。

神社:お礼状を送ります。儀式の無事終了への感謝と、今後の家内の安全の祈願をお願いします。

工務店:直接訪問するか電話で挨拶致します。今後の工事へのご協力をお願いします。

近隣住民:各家庭を訪問し、挨拶します。工事中の騒音などへの理解を得るために、誠意をもって説明を行いましょう。

参加者:お礼状を送ります。参加者への感謝と、工事完了後の内覧会への招待を案内しても良いでしょう。

これらの挨拶を丁寧に行うことで、今後の家づくりがスムーズに進むだけでなく、新居での生活を始めた後も良好な関係を構築できるでしょう。

まとめ

地鎮祭は、新しい家づくりの始まりです。この大切な儀式を無事に終え、その後の対応も丁寧に行うことで、幸せな新しい生活への良いスタートを切ることができるでしょう。

最後に、神奈川県川崎市や横浜市にて建て替えにかかる解体工事を検討されている方は、是非弊社サンライズにお問い合わせください。弊社は川崎市や横浜市において豊富な解体工事の実績があります。

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