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雨の日の家屋解体・解体工事【神奈川県横浜市解体ブログ】

2023年6月16日更新

東京、神奈川県横浜市の皆様こんにちは。

神奈川県横浜市で解体業をしております株式会社サンライズのブログ担当です。

神奈川県横浜市も梅雨が本格的に始まりましたね。

連日雨が続いてます。。。洗濯物も外に干しずらく、乾きずらいですよね。

そんな梅雨の時期雨が続く中、家屋解体・解体工事は行うのか？

または、ご依頼している家屋解体はすすんでいるのか？

気になる方もいるかと思います。そんな雨の日の家屋解体・解体工事に

ついて今回はご紹介いたします。

1 家屋解体・解体工事は雨の日も行う？
2 雨の日に行わないことの多い解体作業
3 解体工事を雨の日に行うメリット
4 家屋解体・解体工事を雨の日に行うデメリット
- 4.1 安全面での不安がある
- 4.2 雨で思ったより作業が進まない場合もある
5 雨により家屋解体・解体工事を中止した場合はどうなる？
- 5.1 費用負担が増加する可能性がある
- 5.2 解体以外のスケジュールに影響が出る
6 雨以外の悪天候と解体工事の関係
7 悪天候と解体費用の関係

家屋解体・解体工事は雨の日も行う？

雨が降ると、屋外のイベントは中止になることが多く、家屋解体・解体工事も中止になってしまうのでは？と気になるところです。

雨の日も解体工事は行われる場合が多い

早速ですが、「雨の日も解体工事は行われるのか？」という疑問に対する答えは「イエス」です。解体工事は、特別な事情がある場合を覗いて「雨天決行」されます。これが外壁の塗装や外構工事だと、雨の日の工事は諦めざるを得ません。しかし、家屋解体・解体工事は基本的に天候に左右されることなく工事を続行できます。

大雨や暴風の場合は中止することもある

多少の雨で家屋解体・解体工事が中止になることはありませんが、前が見えなくなるほどの大雨や暴風の場合は、家屋解体・解体工事を中止することもあります。国土交通省による「建築物解体工事共通仕様書・同解説」では、気象予報や警報に常に注意を払うよう記されていますが、具体的に中止となるボーダーラインは設けられていません。そのため、解体工事を続行するかどうかは、各業者にゆだねられています。

何よりも安全を第一に考える

雨によって足場が悪くなる、視界が狭くなり思わぬ事故に繋がる可能性がある、など雨の日の解体工事は晴れの日に比べてリスクが高くなります。いつも以上に気を遣いながら作業を進める必要があるでしょう。解体業者は、まず何よりも安全を第一に考え、工事を中止にするべきかどうか慎重に判断する必要があります。

雨の日に行わないことの多い解体作業

家屋解体・解体工事は雨の日でも行われますが、作業内容によっては工事を行なえない場合もあります。雨天時に、どのような解体作業が中止になる可能性があるのか、一つずつ見ていきましょう。

養生の設置

解体する建物がシートで囲われているところを見たことがある方も多いでしょう。パイプを組み立てて建物をシートで囲う作業のことを「養生」と言います。養生は、建物によっては一日がかりで行うこともあり、集中力が必要な作業です。パイプが雨で濡れてしまうと、滑りやすくなり転落の危険性が高くなります。

基礎の解体・整地

基礎の解体、整地を行う時は、土の上で重機を動かします。しかし、雨によって土が濡れてしまうと、思うように重機が動けなくなってしまい、作業が滞ってしまいます。

また、整地は一番最後に行う仕上げの作業で、解体業者にとっても大切な作業です。土が濡れてしまっていては納得のいく仕上げができないため、雨の日には作業が中止されることもあります。

屋根葺き材や下地の撤去

屋根葺き材や下地の撤去作業は、屋根の上で作業を行います。そのため、雨で足を滑らせてしまう、手が滑って屋根材を落としてしまうといった危険性があります。これでは、安全第一に工事を進めることができません。もし屋根葺き材や下地の撤去作業を予定していた日に雨が降ってしまったら、内装の解体工事に切り替えることもあります。

解体工事を雨の日に行うメリット

中には、雨の日に工事をするのは危険なのでは？と不安に思う方もいるかもしれません。ここからは、雨の日に解体工事を行うメリットをご紹介します。実は、雨の日に解体工事を行うと、様々なメリットがあります。

スケジュール通りに作業が進む

雨の日も解体工事を行えば、予定通りに解体工事を終えることができます。雨が降る度に工事を中止してしまうと、その分スケジュールに遅れが出てしまうでしょう。工事が延長すると、追加料金が必要になったり、近隣住民からクレームが来る可能性もあります。予定通りに工事を終わらせるためには、雨の日でも工事を行った方がスムーズでしょう。

散水をする必要がない

通常、家屋解体・解体工事の時には散水をしながら作業を行います。しかし、雨によって自然に現場が湿れば、散水をする必要がなくなります。散水の作業を省ける上に、水道代の削減にもなり、雨の日の工事の大きなメリットと言えるでしょう。

近隣住民への粉塵・騒音などの被害が減る

家屋解体・解体工事には、どうしても洗濯物への粉塵の付着・騒音といった被害が付き物です。近隣住民にとってはストレスとなってしまうことでしょう。しかし、雨の日は自然と窓を閉め、洗濯物も室内に干すため、騒音や粉塵の被害を減らすことができます。

家屋解体・解体工事を雨の日に行うデメリット

では、反対に解体工事を雨の日に行うとどのようなデメリットがあるのでしょうか。メリットとデメリットの両方を知っておくことで、雨天時の解体工事にハラハラすることもなくなるでしょう。

安全面での不安がある

まずデメリットとして挙げられるのは、やはり安全面での不安でしょう。晴天時に比べて、どうしても足元が不安定になってしまいます。雨の日の解体工事にどんなにメリットがあっても、事故が起きてしまったら元も子もありません。危険性が高いと判断した場合は、解体工事を中止する必要があります。

雨で思ったより作業が進まない場合もある

雨の日は、晴天時よりも慎重に作業を行う必要があります。そうすると、思ったより作業が進まないということも考えられるでしょう。初めから工事を中止した方が効率が良い場合もあります。雨の量にもよりますが、事故やケガのないように、より安全な選択をしなければなりません。

雨により家屋解体・解体工事を中止した場合はどうなる？

雨により家屋解体・解体工事を中止した場合、どのような影響があるのか気になります。ここでは、雨の日に家屋解体・解体工事を中止した際のデメリットをご紹介します。デメリットを頭に入れておくことで、よりスムーズに解体工事を進められるでしょう。

費用負担が増加する可能性がある

中止によって予定していた工期よりも長引いてしまうと、人件費や作業費が高くなり、費用負担が増加することがあります。どのような場合に追加で費用がかかるのかは、事前に解体業者と確認をしておいた方が良いでしょう。業者によっては、悪天候による追加費用は発生しないケースもあります。

解体以外のスケジュールに影響が出る

家屋解体・解体工事に遅れが出ると、その後の改築工事や引越しのスケジュールに影響が出る場合があります。多少の遅れは想定されていますが、大幅に遅れてしまうと再度スケジュールの調整が必要になり、解体業者側も施主も負担が増えてしまいます。

雨以外の悪天候と解体工事の関係

多少の雨の日には、安全を第一に作業を行うことが大半です。しかし、雨以外の悪天候の時はどうなるのでしょうか。ここでは、暴風、大雪、猛暑の場合に、解体工事にどのような影響があるのかを解説します。

1.暴風

雨は降っていないものの、台風の接近などで強い風が吹くこともあるでしょう。家屋解体・解体工事において、暴風は雨よりも危険性が高まり、中止の可能性も高くなります。突風による落下、ガレキや破片が吹き飛ぶ恐れもあり、大変危険です。近隣住民に危険が及ぶ可能性もあるため、中止の判断が下されることもあります。

2.大雪

雪が積もると、解体工事以前に除雪作業を行わなければなりません。そうすると、除雪作業に追われて肝心の解体工事への着手が遅れてしまう可能性も考えられます。そもそも、工事前の現地調査さえ困難で、大雪が降る地域の冬の解体工事は請け負わないという業者もあります。大雪が降る可能性のある場所で解体工事をしたい場合は、冬場は避けた方が良いでしょう。

3.猛暑

夏場は、連日40度を超える暑さが続くこともありますが、猛暑で家屋解体・解体工事が中止になることはほとんどありません。しかし、もし作業員が熱中症で倒れてしまうと、その分スケジュールに遅れが出てしまう可能性があります。できれば差し入れをするなど、作業員の体調を気遣うと喜ばれます。

悪天候と解体費用の関係

悪天候によってスケジュールに変更があった場合、解体費用が追加されてしまうのかどうかも気になるところです。追加費用については、事前に解体業者と話し合っておくことが大切です。ここでは、悪天候による追加費用の一例をご紹介します。

悪天候の日があったがスケジュール通りに終わった場合

雨や風による悪天候の日があったものの、スケジュール通りに家屋解体・解体工事が終了した場合は、追加費用を取られることはないでしょう。天候の変化で作業がしにくかったという場合でも、問題なく終了したのであれば、追加で費用を請求されることはありません。

悪天候によって工期が遅れた場合

工期は、多少の遅れを考慮して最初から余裕を持ったスケジュールで設定されています。そのため、大雨や暴風で家屋解体・解体工事を中止した日があっても、工期内に終了することもあります。しかし、工期が遅れてしまった場合は、追加費用が発生することもあります。数日の遅れならばともかく、一週間以上の遅れとなると、追加費用を請求される可能性が高くなります。