石綿(アスベスト)に関する危険性と健康被害【神奈川県横浜市解体ブログ】|株式会社サンライズ 【公式】

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石綿(アスベスト)に関する危険性と健康被害【神奈川県横浜市解体ブログ】

東京、神奈川県横浜市の皆様こんにちは。

神奈川県横浜市で解体業をしております株式会社サンライズのブログ担当です。

前回に引きつづきアスベスト(石綿)についてご紹介いたします。

アスベスト(石綿)とは、 天然にできた鉱物繊維で石綿(いしわた)とも呼ばれています。

極めて細い繊維でできており、熱や摩擦、酸、アルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという性質を持っているため、建材や摩擦材など、様々な工業製品に使用されてきました。

しかし、肉眼からは見ることのできない細い繊維であり、飛散すると空気中に浮遊しやすく、吸収されて人の肺胞に沈着しやすい特徴があります。

それによって、中皮腫や肺がん等、人体に様々な健康被害を及ぼす物質であることが分かっております。そのため、現在は日本において、製造、輸入、新規の使用はされていません。

アスベスト含有建材(アスベストを0.1重量%を超えて含有するもの)は労働安全衛生法施行令により、2006(平成18)年9月から、製造・使用等が全面的に禁止されています。

アスベストには6種類あり、蛇紋石族と角閃石族に大別されます。代表的なものとしては、

蛇紋石族の白石綿(クリソタイル)と角閃石族の茶石綿(アモサイト)、青石綿(クロシドライト)など種類があります。

アスベストは非常に危険性の高い物質であり、とても細い繊維でできているため、呼吸器官を通って容易に肺へと侵入します。

体内に蓄積すると呼吸困難などの身体障害を引き起こし、最悪死に至るケースがあります。

現在は、アスベストの使用を禁止しておりますが、過去に石綿は生活のいたるところで使用されてきました。アスベスト(石綿)の用途は3000種といわれるほど多く、大きくは石綿工業製品と建材製品に分けられ、その約8割は建材製品です。

アスベスト(石綿)による健康被害は、石綿鉱山や石綿製品製造工場、断熱作業などで石綿や石綿製品を取り扱う仕事をしていた方や、造船業や車輌製造など石綿を取り扱う現場で働いていた方に多く見られます。また、石綿工場で働く人の作業着を家庭で洗濯するときに、家族が作業着に付いた石綿を吸い込んだり、工場などから飛んでくる石綿を近隣住民が吸い込んだりするなど、仕事以外で石綿にさらされた方の中にも、中皮腫などの石綿による健康被害が現れる場合があります。

アスベストの恐ろしさとしては、アスベストを吸い込んですぐに病気が発症するわけではなく、何十年と潜伏した後に発症するところにあります。現在も未だにアスベストを使用した可能性の高い建築物は多数存在しており、その建築物の解体工事やリニューアル等を行う際に、アスベストの飛散の危険性が高くあります。

そのため、アスベスト(石綿)を解体するにあたっては、事前にアスベスト調査を行い、専門的な知識が豊富な業者が対応することがベストです。家屋解体・解体工事に関わる方々の健康被害はもちろんのこと、近隣に住む方々の健康被害にも繋がってきます。

現在は、アスベスト(石綿)に関する法律や資格がいくつかあり、それに対応した業者の対応が必要とされています。

下記の記事でアスベスト(石綿)の報告方法をご紹介してます。

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