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スケルトン解体とは?費用相場や費用を抑えるポイントなど徹底解説【神奈川県横浜市解体屋ブログ】

スケルトン解体とはリノベーションやリフォームの一環として行われる解体工事です。特にオフィスや商業施設、古い建物を新しい用途に変える際に広く用いられています。

スケルトン解体は、建物の骨組みや構造部分を残して内装を全て取り除くため、内装解体や部分解体とは異なり、建物の元の骨格を保ちながら新しいデザインや用途に対応できるのが特徴です。

神奈川県横浜市川崎市東京都にてスケルトン解体を検討されている方に向けて、スケルトン解体の基礎知識から、そのメリットやデメリット、また、スケルトン解体の費用相場と費用を抑える方法、さらに解体工事をスムーズに進めるうえで注意すべきポイントを、神奈川県横浜市解体業者である株式会社サンライズが詳しく解説していきます。

スケルトン解体とは

スケルトン解体(スケルトン工事)とは、柱、梁、壁、床などの骨組み(躯体部分)だけを残し、天井、床材、壁材、パーティションなどの内装、電気配線、排気設備、配管設備などをすべて撤去する解体工事のこと。

鉄筋コンクリート造の店舗、ビルのスケルトン解体を行うと、コンクリートの打ちっ放し状態になることが多いことから、コンクリートの打ちっぱなしの状態を「スケルトン物件」、「スケルトン仕上げ」、「スケルトン状態」、または単純に「スケルトン」とも言われます。

スケルトン状態にすることで、建物の用途変更やリノベーション、リフォームが容易になり、新しい設計やデザインの自由度が増します。

一般的に、古いオフィスビルを新しい企業の入居に合わせて改装する際や、商業施設を新しいテナントに貸し出す前に内部を一新する際など、オフィスビルや商業施設、マンションなどで用いられることが多い解体工事です。

スケルトン解体を行うことで、新しい内装や設備を導入しやすくなり、現代のニーズやデザインに合わせた空間を作り上げることができます。

また、スケルトン解体は環境に配慮した解体工事としても注目されています。建物全体を取り壊す完全解体と比べて、廃棄物の量が少なく、資源の無駄遣いを減らすことができます。また、構造部分を再利用することで、建築コストや工期の短縮にもつながります。このようなメリットから、近年では持続可能な解体手法としても注目されています。

次に、スケルトン解体と内装解体工事の違いについて紹介します。内装解体工事も似たような手法ですが、その目的や範囲、作業内容には違いがありますので、それぞれの特徴を理解し、最適な解体手法を選ぶ際の参考にしてください。

内装解体工事とスケルトン解体工事の違い

内装解体工事とスケルトン解体工事は、どちらも建物内部の解体工事ですが、目的や範囲が異なります。

内装解体工事は、壁紙や床材、天井材、設備機器などの内装部分を取り除く作業を指します。一般的には、リフォームやリノベーションの一環として行われ、内装の更新や変更を目的としています。

一方、スケルトン解体は、内装だけでなく、壁や仕切り、天井、床などの構造部分も取り除き、建物の骨組みだけを残す作業です。

このため、内装解体工事よりも大規模な作業となり、建物全体の用途変更や大規模なリノベーション、再開発プロジェクトに適しています。例えば、古い商業施設を全く新しいコンセプトの店舗に改装する際や、オフィスビルを住宅に転用する際にスケルトン解体が選ばれます。

以降は、スケルトン解体の具体的なメリット・デメリットについて詳しく説明します。

スケルトン解体のメリット

解体費用が安い

スケルトン解体の大きなメリットの一つは、完全解体工事と比べて解体費用が安いことです。完全解体工事では建物全体を取り壊し、廃材を処理するための費用がかかります。

しかし、スケルトン解体では建物の骨組みや主要構造部分を残すため、工期も比較的短く、比較的安価に解体工事が行えます。また、廃材の量が減り、処理費用も削減されます。

例えば、オフィスビルの一部をスケルトン解体してリノベーションする場合、建物の基礎や外壁をそのまま利用できるため、基礎工事や外壁工事にかかる費用を大幅に節約できます。このように、スケルトン解体は費用対効果の高い解体手法として選ばれています。

間取りやレイアウトなどを自由に変えられる

スケルトン解体のもう一つの大きなメリットは、間取りやレイアウトを自由に変更できることです。建物の骨組みだけを残すため、内部空間をゼロから設計し直すことができます。これにより、新しい用途やデザインに合わせたカスタマイズが可能になります。

例えば、古いオフィスビルをリノベーションして、モダンなコワーキングスペースに改装する場合、スケルトン解体を行うことで、壁や仕切りを取り払い、広々としたオープンスペースを作り出すことができます。

また、店舗や飲食店では、内装デザインやレイアウトを自由に設定できるため、ブランドイメージに合った独自の空間を作り出すことができます。

建物の現状を把握できる

スケルトン解体を行うことで、建物の骨組みや構造部分が露出するため、建物の現状を正確に把握することができます。これにより、建物の劣化状況や修繕が必要な箇所を詳細に確認することができ、適切な補修や補強工事を行うことができます。

古い建物のリノベーションを計画している場合、スケルトン解体を行うことで、柱や梁の状態をチェックし、必要に応じて補強工事を行うことができるので、安全性を確保しながら、建物の寿命を伸ばすことにも繋がります。

何もない状態なので損害賠償のトラブルリスクが低い

スケルトン解体のもう一つのメリットは、内部を全て取り除くため、損害賠償のトラブルリスクが低いことです。

内装や設備が残っていると、解体作業中にこれらが破損した場合、損害賠償が発生する可能性があります。しかし、スケルトン解体ではこのリスクがほとんどなく、工事の進行がスムーズになるなど、トラブルを未然に防ぐことができます。

スケルトン解体のデメリット

補修費用・初期費用が高くなる

スケルトン解体の最大のデメリットは、リノベーションの際の補修費用や初期費用が高くなる可能性があることです。

内装や設備をすべて取り除いた後、新しい内装や設備を設置するため、その分の費用が高額になりがちです。また、建物の骨組みや構造部分の補修が必要なケースもあり、このような補修費用が加わることで、全体の費用が増加する傾向があります。

スケルトン解体を計画する際には、詳細な見積もりを取り、予算内で収まるように計画を立てることが重要です。

建物自体の老朽化には対応できない

スケルトン解体では、建物の骨組みや構造部分を残すため、建物自体の老朽化には対応できません。

築数十年が経過しているビルの場合、基礎部分や外壁の劣化が進んでいることがあります。このような老朽化が進んでいる建物には、スケルトン解体だけでは不十分であり、完全解体や大規模な補修工事が必要になることがあります。

スケルトン解体を選択する際には、建物の老朽化状況を事前に評価し、必要な補修工事を計画に組み込むのがよいでしょう。

外観は変わらない

スケルトン解体では建物の外観を残すため、外観を新しく変更することはできません。建物の外観を一新したい場合には、外壁の改修工事や外観リノベーションが別途必要になります。

例えば、店舗のリノベーションを検討する場合、店舗の外観も新しいデザインにしたいと考えることが多いです。しかし、スケルトン解体では内部の改装は可能でも、外観の変更は難しいため、外観リノベーションを追加で行う必要があります。

このように、外観の変更が必要な場合には、スケルトン解体だけではなく、追加の外観工事も考慮に入れる必要があります。

スケルトン解体の費用相場

一般的なスケルトン解体の坪あたりの費用相場は以下になります。

建物の種類費用相場(坪単価)
一般木造住宅15,000~45,000円
マンション・アパート13,000~40,000円
飲食店など店舗10,000~40,000円
オフィス12,000~36,000円

神奈川県横浜市川崎市東京都でのスケルトン解体工事費用は、建物の規模や構造、地域、作業内容によって異なります。実際にスケルトン解体工事を進める際には、解体業者へ建物の状況を伝え、現地調査とあわせて正確な見積もりを取るようにしましょう。

なお、具体的な費用を見積もるにあたっては、以下3点の要素を考慮しておきましょう。

①建物の規模と構造

建物の面積や階数、構造によって解体費用が異なります。例えば、鉄筋コンクリート造(RC造)の建物は木造建物よりも解体費用が高くなります。また、複数階の建物では、階ごとの解体作業が必要となったり、エレベーターの有無によって費用が変動します。

②廃材の処理費用

解体時に発生する廃材の種類や量によって、処理費用が異なります。特にアスベストなどの有害物質が含まれる廃材の処理には追加費用がかかります。

③追加工事の有無

解体後に必要な補修工事や新しい設備の設置など、追加の工事が発生する場合、その費用も考慮しておきましょう。

スケルトン解体の費用を安くする方法

スケルトン解体の費用を抑えるために、押さえておくべきポイントを紹介します。

解体業者に直接、解体工事を依頼する

スケルトン解体の費用を安くするための第一歩は、解体業者に直接解体工事を依頼することです。仲介業者を通さずに直接依頼することで、中間マージンを削減でき、総費用を抑えることができます。

また、業者と直接コミュニケーションを取ることで、細かい部分まで相談ができるので、詳細な見積もりの作成が可能です。

自分で処分できるものは処分しておく

解体費用を節約するもう一つの方法は、自分で処分できるものを事前に処分しておくことです。不要な家具や設備を自分で処分することで、業者に依頼する廃材処理の量を減らすことができます。これにより、廃材処理費用を抑えることができます。

例えば、家庭用の不要品はリサイクルショップや自治体の粗大ごみ収集を利用して処分することができます。オフィスの場合、不要なオフィス家具や機器を専門のリサイクル業者に引き取ってもらうと良いでしょう。

次に解体工事をスムーズに進めるために、スケルトン解体の注意点を紹介します。

スケルトン解体の注意点

実績のある解体業者を選ぶ

スケルトン解体を依頼する際には、実績のある解体業者を選ぶことが重要です。経験豊富な解体業者は、適切な方法で解体作業を進め、トラブルを未然に防ぐことができます。実績のある解体業者を選ぶためには、過去の施工事例や口コミ、評判を確認するのがよいでしょう。

例えば、インターネットで解体業者の評判を調べたり、解体業者に直接問い合わせ、具体的な施工事例の確認や見積もり依頼をすることもおすすめです。信頼性の高い業者を選ぶことで、安心して解体工事を進めることができます。

ライフラインを止める際は慎重に対応する

スケルトン解体を行う際には、電気、水道、ガスなどのライフラインを停止する必要があります。これらのライフラインを停止する際には、慎重に対応することが必要です。

特にガスや電気は安全性に直結するため、専門業者に依頼して適切に処理してもらいましょう。

残置物の処分に際しては建物や地域のルールを守る

スケルトン解体を進める際には、残置物の処分に際して建物や地域のルールを守りましょう。

残置物とは、解体前に建物内に残っている家具や設備、備品などのこと。これらの処分方法については、地域や建物ごとに異なるルールが設けられていることが多いため、事前に確認しておきましょう。

商業施設やオフィスビルでは、管理会社や所有者と協力して、残置物の処分方法を確認しておきましょう。また、地域の廃棄物処理条例に従い、適切な方法で処分を行うことも重要です。違法な廃棄物処理は罰則の対象となるため、必ずルールを守って処分を進めましょう。

解体工事は神奈川県横浜市の解体屋 サンライズへご相談ください

スケルトン解体は、建物の骨組みや構造部分を残しつつ、内装や設備をすべて取り除く解体工事の一種です。

この手法を選ぶことで、解体費用を抑えながら、内部空間を自由に再設計することが可能です。しかし、費用や補修のリスク、老朽化対応などのデメリットもありますので、メリットとデメリットをしっかりと理解した上で、最適な選択を行うことが重要です。

株式会社サンライズはお客様に寄り添った解体工事をご提供しておりますので、神奈川県横浜市川崎市東京都解体をご検討の方は、ご相談・お見積りなどお気軽にご連絡ください。

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