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東京都中野区の解体工事|費用相場・坪単価、解体工事実績を紹介

こんにちは。東京都中野区の解体業者をしております、株式会社サンライズです。
中野区は、東京23区の中でも特に人口密度が高いエリアであり、住宅や商業施設が密集しています。このような地域での解体工事は、作業スペースの確保や近隣住民への配慮が求められます。また、中野区には古い建物も多く、老朽化した建物の解体が年々増加しています。
この記事では中野区で解体工事を検討している方に向けて、累計2,835件以上の家屋解体・解体工事の実績を持つ株式会社サンライズが、中野区の解体費用相場や解体工事実績、補助金・助成金情報をはじめ、地域特性やそれに伴う解体工事事情など詳しく解説します。
目次
東京都中野区の解体費用相場(坪単価)

解体工事を検討する際に最も気になるのが費用です。東京都中野区では、建物の種類や立地条件、解体業者によって費用が大きく異なります。そのため、解体工事の費用相場を事前に理解しておくことが重要です。
ここでは、木造、鉄骨造、RC造(鉄筋コンクリート造)の建物ごとに坪単価の相場と、中野区特有の要因が費用にどのように影響するかについて、詳しく解説します。
木造の解体費用相場(坪単価)
木造建築物は、比較的解体が容易であり、解体費用も他の構造に比べて安価な傾向があります。東京都中野区における木造建物の解体費用相場は、坪単価3~5万円が一般的です。
例えば、延べ床面積が30坪の木造住宅を解体する場合、費用は約90万~150万円程度が目安となります。ただし、この金額には廃棄物の処分費用や養生費用などが含まれていない場合もあるため、見積もりを取る際には詳細を確認する必要があります。
さらに、中野区のように住宅が密集しているエリアでは、近隣住民への配慮が必要です。例えば、防音シートの設置や騒音対策を行うための追加費用が発生する場合があります。また、駐車場や通路の確保が難しい場合、重機の搬入や廃材の運搬に時間とコストがかかることもあります。
また、古い木造建築は、アスベストのような有害物質が使用されている場合も多く、そういった建物の場合には、解体前に専門的な除去作業が必要になります。
アスベスト除去工事は石綿作業主任者の資格保有者が在籍する解体業者しか対応できませんので、古い木造建築の解体の際には、このような視点も含めて解体業者を選定する必要があることを覚えておきましょう。
なお、株式会社サンライズは全スタッフが石綿作業主任者の資格を保有しており、アスベストの事前調査から解体工事までをワンストップで対応できますので、安心してお任せください。
鉄骨造の解体費用相場(坪単価)
鉄骨造の建物は木造建物よりも解体が難しく、費用も高めになります。中野区での鉄骨造建物の解体費用相場は、坪単価4~8万円程度です。
例えば、40坪の鉄骨造倉庫を解体する場合、費用は約160万~320万円となることが多いです。この費用には、鉄骨の切断や分別作業、廃材の処分費用などが含まれます。鉄骨造は、解体作業の際に専用の機材が必要になるため、木造建物に比べて工期が長くなる傾向があります。
中野区では、鉄骨造の建物が商業施設や小規模な工場などに多く見られます。これらの建物を解体する際には、建物の規模や周辺環境を考慮したプランニングが必要です。特に、解体時の振動や騒音が周囲に与える影響を最小限に抑えるための対策が重要です。
費用を抑えるためには、鉄骨のリサイクル可能部分を活用することが一つの方法です。廃材を売却することで処分費用の一部を相殺できる場合もありますので、解体業者に見積もりを依頼する際に相談してみると良いでしょう。
RC造(鉄筋コンクリート造)の解体費用相場(坪単価)
RC造は最も頑丈な構造の一つであるため、解体には多くの手間とコストがかかります。中野区におけるRC造建物の解体費用相場は、坪単価7~10万円とされています。
例えば、50坪のRC造マンションを解体する場合、費用は350万~500万円に及ぶことがあります。この費用には、鉄筋コンクリートの破砕や分別作業、重機の使用、廃材の処分費用が含まれます。
RC造の解体費用が高額になる理由の一つは、解体時に使用される重機や特殊な技術が必要なためです。また、建物が高層である場合や地下部分がある場合には、さらに費用が加算されることがあります。
中野区のような都市部では、RC造の建物が商業ビルやマンションとして広く利用されています。これらの建物を解体する際には、周囲への影響を最小限に抑えるための計画が不可欠です。例えば、交通量の多い道路に面している場合、工事中の安全対策や通行規制が求められることがあります。
RC造の解体費用を抑えるためには、事前の調査が重要です。特に、アスベストなどの有害物質が含まれている場合、追加の処理費用が発生するため注意が必要です。
東京都中野区の解体工事で活用できる補助金・助成金

解体費用は高額になる場合もあるため、費用負担を軽減するための補助金や助成金制度を積極的に活用することをおすすめします。東京都中野区では、空き家解体や老朽化した建物の除去に対する支援を行っています。
ここでは、解体工事の際に活用できる具体的な補助金や助成金制度の内容を紹介します。
老朽建築物の解体除却費の補助
中野区では、耐用年数の3分の2を超過した老朽建築物の解体除却費用を補助しています。
助成額および助成上限額
建物の構造や規模に応じて設定されており、詳細は中野区の公式サイトでご確認いただけます。
対象となる条件
耐用年数の3分の2を超過した建築物を解体除却する方が対象です。建物の所有の有無や個人・法人は問いません。例えば、木造の場合は築15年以上が該当します。
申請期限
特に設けられていませんが、予算に達し次第終了する可能性があります。早めの申請をおすすめします。
木造住宅建替え等助成
耐震性の不十分な古い木造住宅の建替えや除却を行う場合、費用の一部が助成されます。
助成額
助成対象経費の2分の1から6分の5までで、最大400万円まで助成されます。具体的な助成割合は、建物の所在地や条件によって異なります。
助成上限額
最大400万円。ただし、条件により250万円または150万円の場合もあります。
対象となる条件
耐震診断の結果、耐震性が不十分と判定された木造住宅の建替えや除却が対象です。詳細な条件や必要書類については、中野区の公式サイトをご確認ください。
申請期限
特に設けられていませんが、予算に達し次第終了する可能性があります。早めの申請をおすすめします。
緊急輸送道路等沿道建築物の耐震改修等助成
緊急輸送道路等の沿道にある建築物の解体工事に対して、最大1億8,000万円の補助金が提供されます。
助成額および助成上限額
最大1億8,000万円。
対象となる条件
緊急輸送道路等沿道に位置する建築物の解体工事が対象です。該当する道路の詳細は、中野区の公式サイトでご確認ください。
申請期限
2026年(令和8年)3月31日までに事業に着手する必要があります。ただし、予算に達し次第終了する可能性があります。
ブロック塀等の撤去工事等助成
道路等に面した高さ1.2m以上のブロック塀等の撤去工事に対して、最大90万円の補助金が提供されます。
助成額および助成上限額
最大90万円。
対象となる条件
コンクリートブロック塀、万年塀、レンガ塀などが対象です。
申請期限
未定ですが、予算に達し次第終了する可能性があります。早めの申請をおすすめします。
中野区では、老朽建築物の解体や耐震性の不十分な木造住宅の建替えなどに対して、さまざまな補助金・助成金制度を設けています。これらの制度を活用することで、費用負担を軽減し、安全で快適な住環境を実現することが可能です。
ただし、各制度には条件や申請期限がありますので、詳細は中野区の公式サイトや担当窓口にてご確認ください。早めの相談と準備が、スムーズな手続きを進める鍵となります。
東京都中野区での株式会社サンライズの解体実績
累計2,835件以上の家屋解体・解体工事を実施してきた実績を持つ株式会社サンライズでは、東京都中野区の老朽化した建物や空き家をはじめ、アパートやマンション、飲食店や倉庫などの解体工事を承っております。
一例として、過去に中野区近隣で実施した解体事例を紹介します。
木造2階建の解体事例

建物種類 | 木造2階建 |
坪数 | 47坪(約155㎡) |
鉄骨造2階建

建物種類 | 鉄骨造2階建 |
坪数 | 41坪(約135㎡) |
木造鉄骨コンクリート

建物種類 | 木造鉄骨コンクリート |
坪数 | 86坪(約284㎡) |
実際に解体工事を検討している建物ではどれぐらいの費用がかかるのか、どのような手続きが必要なのか、ご不明な点があればフリーダイヤル(0120-330-270)、ご相談・お見積りフォーム、またはLINEからお気軽にご相談ください。
東京都中野区での株式会社サンライズ対応エリア
中野中心地域
中野、中野三丁目、中野四丁目、新井
東中野・上高田地域
東中野、上高田、中央、南台
鷺ノ宮・都立家政地域
鷺ノ宮、都立家政、若宮、白鷺
野方・江古田地域
野方、江古田、大和町、丸山
沼袋・松が丘地域
沼袋、松が丘、江古田四丁目
中野坂上・本町地域
本町、中野坂上、弥生町
新中野・鍋屋横丁地域
新中野、鍋屋横丁、杉山
南中野・弥生町地域
南中野、弥生町、南台三丁目
株式会社サンライズでは、上記以外のエリアを含めた東京23区、神奈川県横浜市・川崎市を中心としたエリアの解体工事も承っておりますので、フリーダイヤル(0120-330-270)、ご相談・お見積りフォーム、またはLINEからお気軽にご相談ください。
東京都中野区の地形と解体工事事情

東京都中野区の地形
中野区は、東京都の西部に位置し、武蔵野台地の一角を形成しています。この台地は多摩川と荒川に挟まれ、東京湾に向かって扇状に広がる地形です。
区内には、沼袋、野方、中野、幡ケ谷、落合の5つの小台地が存在し、これらの台地間を江古田川、妙正寺川、旧桃園川、神田川、善福寺川の5つの河川が流れています。
標高は台地面で約40メートル、河川流域では30メートル以下となっています。地表面は多量の腐植土を含む黒土層で覆われ、その下には関東ローム層と呼ばれる火山灰の赤土が厚く堆積しています。
さらにその下には、れき層、東京層、三浦層の順に地層が重なっています。これらの地質特性は、建築や解体工事を行う際の地盤の安定性や施工方法に影響を与える重要な要素となります。
また、区内の地形は比較的平坦でありながら、河川による浸食で形成された谷地も存在します。これらの谷地は、洪水時の水の流れやすさなど、水害リスクに関わる要素となるため、解体工事や新たな建築を計画する際には注意が必要です。
地盤の特性や水害リスクを事前に把握し、適切な対策を講じることで、安全で効率的な工事が可能となります。さらに、関東ローム層は比較的安定した地盤とされていますが、局所的な地盤の弱さや地下水位の変動など、地域特有の地質条件も存在します。
そのため、解体工事を行う際には、事前の地質調査や専門家の意見を参考にすることが重要です。これにより、予期せぬ地盤沈下や構造物の不安定化を防ぐことができます。
中野区の地形や地質は、解体工事の計画や施工に直接関わる要素です。地域の特性を十分に理解し、適切な対応を行うことで、安全で効率的な工事を実現することができます。
東京都中野区の解体事情
中野区は、東京都の中でも住宅地が多く、古くからの木造住宅や商店が立ち並ぶ地域として知られています。近年では、老朽化した建物の解体や再開発が進められており、解体工事の需要が高まっています。
この背景には、耐震性の向上や都市の美観の改善、そして空き家問題の解消といった社会的な要請が存在します。まず、老朽化した木造住宅の解体が増加しています。
これらの建物は、耐震基準が現在の水準に達していない場合が多く、大地震時の倒壊リスクが指摘されています。そのため、安全性を確保するために解体し、新たな耐震性の高い建物に建て替える動きが進んでいます。
また、中野区では再開発プロジェクトが各地で進行中です。特に、中野駅周辺や中野坂上エリアでは、大規模な再開発が計画されており、これに伴い古い建物の解体が必要となっています。
これらの再開発は、地域の活性化や住環境の向上を目的としており、解体工事はその第一歩となります。さらに、空き家の増加も解体工事の需要を押し上げる要因となっています。
空き家は放置されると景観の悪化や防犯上の問題を引き起こす可能性があるため、適切な管理や解体が求められています。中野区では、空き家の実態調査を行い、その結果をもとに対策を講じています。
解体工事を行う際には、地域の地形や地質を十分に考慮する必要があります。中野区は武蔵野台地上に位置し、関東ローム層と呼ばれる火山灰の赤土が厚く堆積しています。
この地質は比較的安定していますが、場所によっては地下水位の変動や地盤の弱い箇所が存在するため、事前の地質調査が重要です。また、解体工事には法的な手続きや近隣住民への配慮が不可欠です。特に、騒音や振動、粉塵の発生が予想されるため、適切な対策を講じることが求められます。
東京都中野区の空き家事情
中野区における空き家の現状は、近年の住宅数の増加とともに、空き家の数も増加傾向にあります。平成15年には179,620戸だった住宅数が、平成25年には210,420戸と増加しています。
同時に、居住世帯のない住宅も増加しており、平成20年から平成25年にかけて約10,000戸増加し、平成25年には29,410戸となっています。空き家の分布を地域別に見ると、南台~弥生町、江原町~江古田、上高田~東中野、大和町で、他の町丁目と比べて100m四方に対する空き家数が多く、密集の傾向が見られます。
特に、弥生町や大和町は不燃化特区に指定されており、空き家の密集傾向がある地域とほぼ重なっています。一方、中野駅周辺(中野四丁目、同五丁目、新井一丁目~三丁目)は、他の町丁目に比べ空き家の分布が少ない傾向にあります。
空き家の建築年を見てみると、旧耐震基準である昭和56年(1981年)5月以前に建築された建物の割合が高くなっています。また、「登記簿なし」や「不明」とされた建物も、現地実態調査から判断すると、昭和56年以前に建てられたものと推定されます。
これらのことから、空き家として抽出された建物の多くは旧耐震基準で建てられていることが窺えます。東京都全体の空き家の状況を見ると、平成25年時点での空き家は約82万戸であり、空き家率は11.1%となっています。
内訳を見てみると、空き家のうち約60万戸は賃貸用であり、平成20年と比較して10万戸以上増加しています。一方で、長期不在・取り壊し予定の空き家は平成20年と比較して減少しているものの、約15万戸存在しています。
中野区では、空き家の増加に伴い、空き家対策基本計画を策定し、適切な管理や活用を推進しています。具体的には、空き家の実態調査を行い、その結果をもとに対策を講じています。
また、空き家の適切な管理や活用を推進するため、所有者や地域住民への啓発活動も行っています。空き家の増加は、防犯上の問題や景観の悪化、さらには地域の活力低下など、さまざまな課題を引き起こす可能性があります。
そのため、中野区では、空き家の適切な管理や活用を推進し、安全で快適な住環境の維持・向上を目指しています。今後も、地域全体で協力しながら、空き家問題に取り組んでいくことが重要です。
東京都中央区の解体工事はサンライズにご相談ください

東京都中野区で解体工事を検討している方に向けて、中野区の解体工事事情や費用相場について詳しく解説しました。
解体工事は、単に構造物を撤去するだけでなく、環境や近隣にお住まいの方への配慮や安全性の確保も求められます。解体業者選びはもとより、解体工事費用や流れについて、お悩みやご不安を抱えられている方々もいらっしゃるかと思います。
株式会社サンライズは、累計2,835件以上の家屋解体・解体工事を実施してきた実績と、お客様に寄り添った解体工事をご提供しております。
また、クレームゼロの解体をモットーに、近隣にお住まいの方への丁寧なご挨拶や安心・安全を第一とした施工管理を徹底しております。東京都中野区をはじめ、東京23区、神奈川県横浜市、川崎市で解体工事をご検討の方は、ご相談・お見積りなど、フリーダイヤル(0120-330-270)、ご相談・お見積りフォーム、またはLINEからお気軽にご相談ください。
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