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フェンスの撤去はいくら?費用相場から安くなるコツを解説
みなさん、こんにちは。 神奈川県横浜市と川崎市を中心に解体業を営んでおります、株式会社サンライズのブログ担当です。
みなさまのなかでも、所有している不動産や自宅にフェンスを設置している方もいらっしゃるでしょう。しかしながら、経年劣化などにより古いフェンスを撤去する際には、どのくらい費用がかかるかイメージが難しいかと思います。
フェンスの撤去は一見簡単そうですが、実は知識や技術が必要な場合もあるのです。そこで今回は、フェンスの撤去に関する疑問やポイントを詳しく解説します。
フェンス撤去の費用相場から、業者選びのコツ、さらには撤去作業の流れまで解説してまいりますのでぜひ最後までお付き合いください。
■この記事の対象はこんな方
フェンスの撤去をすべきか、判断できずにいる方
フェンスの撤去費用を知りたい方
■この記事を読むことで分かること
フェンスの撤去を判断すべきタイミング
フェンスの撤去にかかる費用の相場と業者選びのコツ
フェンス撤去の流れ
フェンスの撤去にける注意点
フェンスの撤去を検討するタイミング
フェンスの撤去が必要になるタイミングは、様々です。 まずは、どのような状況でフェンスの撤去を行う判断をすべきか、解説してまいります。
フェンスの老朽化による撤去
最も多いケースが、フェンスの老朽化による撤去の必要性です。長年使用していると、フェンスが錆びたり腐食したり、もしかしたら破損したりすることがあります。
金属製のフェンスであれば、耐用年数が比較的長いです。しかしながら、やはり金属ですので錆びが生じることは避けられません。
木製のフェンスの場合は、金属製のフェンスより耐用年数が比較的短いです。とげなどが目立ち始めたりすると、怪我の原因にもなります。
また、海に近い地域では潮風の影響で金属製フェンスの劣化が早まることがあります。また、台風の多い地域では、強風によるフェンスの被害もありえるでしょう。
フェンスの撤去と交換は、無理のない範囲で行っていくと良いかと思います。
リフォームや庭のレイアウト変更
家の外観や庭の景観などを一新したいときも、フェンスの撤去を検討するタイミングでしょう。 例えば、和風の庭からモダンな雰囲気に変えたい場合、それに合わせてフェンスのデザインや素材を変更します。
具体的には、古い木製フェンスをスタイリッシュなアルミフェンスに替えたり、目隠し用の高いフェンスを開放感のある低いフェンスに変更したりするケースがあります。
また、庭に新しく花壇やウッドデッキを設置する際には、景観にとって金属製のフェンスなどが適さない場合もあるでしょう。
法規制への対応
建築基準法や地域の条例の変更により、既存のフェンスが規制に適合しなくなる場合もあり得るでしょう。例えば、道路に面したフェンスの高さ制限が変更されたり、素材に関する新しい規制が設けられた場合です。
隣地との境界変更
土地の売買や分割、あるいは隣地との境界線の見直しなどにより、フェンスの位置が適切でなくなることもあります。都市部では、土地の有効活用のために敷地を分割したり、逆に複数の土地を統合したりすること場合などです。
そのように場合、新しい土地の境界線に合わせてフェンスの再設置を行う必要性が生じるでしょう。
防犯対策の強化
老朽化の進んだ場合やそもそも適していないフェンスを設置してしまった場合、十分な防犯効果が得られない場合があります。その際、より高機能なフェンスに切り替えるために既存のフェンスを撤去する必要性が生じるでしょう。
例えば、乗り越えようとすれば乗り越えられてしまう高さのフェンスを、さらに高さのあるフェンスに変更する場合などです。また、錆びて弱くなった金属フェンスを、破壊されにくい強化プラスチック製のフェンスに替えたりする場合もあります。
災害復旧
台風や地震などの自然災害によってフェンスが被害を受けた場合、撤去が必要になる場合があります。 特に、台風の通過ルートに位置することが多い地域は、強風による被害を受けやすい地域です。
以上がフェンスの撤去を検討するべきタイミングです。みなさまのご自宅や庭などにあるフェンスが、環境にとって適切か一度改めて考えてみてください。
フェンス撤去にかかる費用の相場
フェンス撤去の費用相場
フェンスの撤去にかかる費用は、一般的に3万円~25万円程度でしょう。しかしながら、フェンスの種類や長さ、素材、設置状況などによって大きく変わります。
素材 | 特徴 | 費用相場 |
木製のフェンス | 比較的軽量で解体しやすい。腐食している場合、作業に時間がかかる場合も。 | 3万円~10万円 |
金属製のフェンス | 強度が高く、切断に専用の工具が必要な場合がある。錆びていると作業が困難になることも。 | 5万円~15万円 |
PVC製のフェンス | 軽量で腐食しにくい。しかし、熱で変形しやすく、切断時に注意が必要。 | 3万円~10万円 |
コンクリート製のフェンス | 重量があり、解体に時間がかかる。破砕機など専用の工具が必要な場合も。 | 10万円~20万円以上 |
フェンスの撤去費用が高くなってしまうケース
上述したフェンスの撤去にかかる相場価格には、基本的に撤去作業と併せて撤去したフェンスの処理費用も含まれます。 なお、以下のような条件によって、追加費用が発生する可能性があるでしょう。
重機が必要な場合
狭い場所や複雑な構造のフェンスの解放には、重機が必要になる場合があります。この場合、10,000円〜30,000円程度の追加費用が発生する可能性があるでしょう。
特殊な処理が必要な場合
例えば、アスベストを含む古いフェンスの解除には、特殊な処理が必要になり、通常の2倍から3倍程度の費用がかかります。
遠隔や作業が困難な場所の場合
住宅密集地や作業が困難な狭小地、丘や崖に面する危険な場所では、交通費や作業費として追加費用が発生することがあります。
大規模な撤去の場合
例えば、工場などの大規模な施設におけるフェンスの撤去では、費用が相場とかけ離れるケースがあります。
上記のような場合は、フェンスの撤去費用が高くなるケースがございます。専門の業者に確認のうえ、内訳などに注意して確認を行っていきましょう。
フェンスの撤去費用を安く抑えるコツ
フェンスの撤去費用を少しでも抑えたい場合は、以下のようなコツを押さえて進めてみてください。
複数の業者から見積もりをとる
複数の業者間での見積もりを見比べることで、より安い価格で撤去作業を行ってくれる業者が分かるでしょう。しかしながら、価格だけで決めてはいけません。
内訳を必ず確認し、必要な作業が記載されていないということがないように注意してください。また、複数の見積もりを比較することで、相場を把握し、高すぎる見積もりを避けることもできます。
最低でも3社の業者から見積もりをとると良いでしょう。
自分でできる作業は自分で行う
フェンスの解体作業は、種類によってはご自分でできるものもあります。例えば、木製のフェンスなどは、のこぎりやハンマーなど一般的な工具があれば解体できるものもあるでしょう。
また、撤去したフェンスの処分は、自分で行うことで費用を業者による処分費用を軽減できる可能性もあります。地域のゴミ収集ルールや法令、リサイクルに出せないかなどを確認し、適切な方法で処分しましょう。
自分でフェンスの撤去を進められば、その分、専門業者に依頼する作業が少なくなります。結果的に人件費や作業費用を軽減できる可能性があるでしょう。
もちろん、作業にあたっては安全第一です。全て自分で行おうとすることは、怪我などの危険があるかもしれません。
専門の業者と相談の上、簡単な準備作業などで少しでも費用を抑えられると良いでしょう。
時期を選ぶ
工事や撤去作業などを行う業者は、企業や公的機関の年度末の時期(春は年末)などは繁忙期となり、価格が高騰しがちです。このようなタイミングを外して、少しでも安く依頼ができるタイミングを見極めましょう。
フェンス撤去の流れ
この項ではフェンスの撤去解放を行う際の注意点や、業者選びのポイントについてお話ししていきます
フェンスの撤去における基本的な作業の流れ
フェンス解除の一般的な作業の流れは以下のようになります。
現地調査
まず、専門業者が現地を訪れ、フェンスの状態や周辺環境の確認を行います。この際、フェンスの種類、長さ、高さ、材質、設置状況などを確認するのです。
また、作業スペースの確保や重機の使用可否結果なども確認します。調査に基づいて、必要な作業内容や費用の見積りを作成し、専門業者からお客様に提案なされるのです。
準備作業
まずは現場での安全確認を当日行います。作業エリアの確保、危険箇所の確認、電気やガス、水道などのライフラインの位置確認などをこのタイミングで行うのです。
必要であれば、安全ミーティングを開き、作業手順や注意点の確認を行うでしょう。作業スペースの確保や、必要に応じて養生(周囲の保護)を行います。
養正はフェンス周辺の建物や植栽、舗装などを保護するための作業です。必要に応じてブルーシートや養生テープを使用し、撤去作業による傷や汚れを防ぎます。
フェンス本体の取り外し
いよいよフェンス本体の撤去作業に入ります。フェンスの種類や設置状況に応じて、適切なツールや機材が使用されるでしょう。
フェンスの種類によって方法は異なりますが、基本的にはパネルや支柱を順番に取り外していきます。ボルトやナット、釘やビスなどを外す作業が中心です。
金属製フェンスの場合
ボルトやナットを外し、パネルや支柱を順番に取り外します。必要に応じて切断機を使用する作業が必要です。
木製フェンスの場合
釘やビスを除きながら解体していきます。
コンクリート製フェンスの場合
場合によっては大型の重量機を使用して、解体作業を行います。
基礎部分の削除
フェンス本体を解体・撤去したあと、地中に埋め込む支柱やコンクリート基礎の撤去作業を行います。この作業は場合によって重機を使用することもあり、周囲への影響に十分注意が必要です。
基礎の深さや大きさによっては、手作業での掘削が必要になる場合もあります。
廃材の処理
撤去したフェンスや基礎部分は、適切に廃棄物として処理します。廃材の分別と撤去したフェンスや基礎部分は、材質ごとに正しく分別することが必要です。
金属、木材、コンクリート、プラスチックなどそれぞれの材質に応じて分別し、リサイクル可能なものと廃棄物を仕分けします。分別された廃材は、産業廃棄物として適切に処理施設へ復興します。
整地
フェンスと基礎を撤去した後は跡地の整地作業を行います。 凹凸をならし、整地にしていく作業です。
この際、将来の土地利用計画に応じて、適切な整地を行います。たとえば、新たに植栽を行う予定がある場合は、植物の生育に適した土壌環境を整えるなどです。
清掃
作業場所を丁寧に清掃し、周辺に影響がないことを確認します。微量な廃材や塵を丁寧に取り除き、周辺の道路や隣接する敷地に影響がないことを確認する作業です。
必要に応じて、高圧洗浄機などを使ってしっかりと清掃を行います。
以上が、専門業者によるフェンスの撤去作業の基本的な流れです。 実際の作業では、フェンスの種類や現場の状況によって、さらに丁寧な手順や追加の作業が必要になる場合もあるでしょう。
作業の期間で言えば、フェンスの種類や規模、周辺環境によって1日から数日かかります。例えば、一般的な住宅のフェンスであれば、短くて半日から規模が大きい場所でも2日程度で作業が完了することが多いです。
効率性を両立させながら、みなさまの要望に沿った丁寧な作業を行う専門業者を選ぶことが大事です。
フェンスの撤去における注意点
フェンスは撤去は、リスクと注意点があります。フェンス撤去を安全かつトラブルなく行うために、以下の点に注意が必要です。
ライフラインの確認
地中や周辺に電気配線が通っていないか、事前に確認することが重要です。誤って配線を切断してしまうと、感電事故やトラブルの原因となる可能性があります。
ガス管や水道管も同様に、位置などを事前に確認しておく必要があります。 特に古いフェンスの場合、設置時の図面が残っていないこともありますので、確認することがとても大事です。
法律面の確認
フェンスの撤去撤去を行うにあたって、法律上の手続きが必要になる場合があります。また、撤去したフェンスは素材などによって産業廃棄物として適切に処理する必要があるでしょう。
不法投棄などは厳しい罰則の対象となりえます。作業を行う専門業者が、正しく廃材を処理する業者かどうかを事前に相談して確認してください。
土地の境界確認
フェンスが隣地との境界に設置されている場合、撤去前に必ず隣地の所有者と協議し、合意を得る必要があります。必ず、事前に確認しましょう。
近隣への配慮
フェンス撤去の作業は、近隣住民への影響を考慮する必要があります。フェンスの撤去を行う際には、事前に近隣住民に工事の内容や期間について説明し、信頼を得ることが大切です。
特に、直接隣接する家には丁寧に説明しましょう。また、大規模なフェンスの撤去作業にあたっては、一時的に道路の一部を占有する必要があるかもしれません。
その場合は適切な誘導員を配置するなど、歩行者や車両の安全に十分配慮する必要があります。
フェンス撤去の業者選び
フェンスの撤去を任せる業者選びは、非常に重要です。ここでは、信頼できる業者を見つけるためのポイントをご紹介します。
資格と許可の確認
依頼する業者が必要な認可や届け出を行っている業者かどうかを、しっかりと事前に確認しましょう。
実績と経験
フェンス撤去の実績や経験が豊富な業者を選ぶことが大切です。特に、みなさまの自宅に設置しているフェンスと同じような種類や規模の撤去経験がある業者を選ぶと安心でしょう。
見積りの透明性
見積りの内容が明確で、詳細な内訳が記載されている業者を選びましょう。 曖昧な費用が含まれている場合は、必ず説明を求めることが大切です。
保険加入状況
事故や災害に備えて、適切な保険に加入している業者を選ぶことが重要です。具体的には、賠償責任保険や労災保険などに加入していることを確認しましょう。
信頼性
当然のことですが、質問や要望に対して丁寧に対応してくれる業者を選びましょう。作業中や作業後のトラブルを防ぐためにも、コミュニケーションがしっかりと取れる業者を選ぶことが大切です。
以上、フェンス撤去における注意点について詳しく解説しました。ぜひ、参考にしてください。
まとめ
いかがでしたか?フェンスの撤去は、なかなか費用や注意点がイメージし辛かったかもしれませんが、ご理解いただけたのではないでしょうか。
フェンスの撤去は適切な業者選びはもちろん、作業の規模感と流れや近隣住民への配慮も含め、計画的にフェンスの撤去を進めることが重要になります。この記事がみまさまの参考になれれば幸いです。
また、都内や神奈川県川崎市、横浜市付近でフェンスなどの撤去や解体工事でお悩みのことがあれば、弊社にご相談ください。弊社は安心・安全を第一とした施工管理を徹底しており、お客さまから「クレームのない解体業者」としてご評価をいただいております。
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